コーヒーライフ

コーヒーインストラクター2級の講習会に参加してきました!

こんにちは、コーヒーショップ開業を目指しているオサムです!

新型コロナの影響で3ヶ月ほど先延ばしになっていたんですが、ついに開催されました。

コーヒーインストラクター2級の講習会です。

テキストの「コーヒー検定教本」は3ヶ月もの間、開かれることもなく

「ワイはこのまま本棚で埋れていくんやろか…」

と諦めかけたところで、いきなりの出番です。

今回は、

「コーヒーインストラクターの講習会ってどんな感じだろう?」
「内容は難しいのかな?」

と、これから受験を検討している方向けの記事です。

厳重なコロナ対策

東京会場は渋谷にあるフォーラムエイト。

試験会場と同じ場所です。

会場に到着するやいなや、コロナ対策がえぐかったです。

入場前の検温と健康チェックシートの提出に始まり、

スタッフの方はフェイスガード着用、受付ではアクリル板を設置して、受講票は下の2センチほどの隙間から受け渡しする徹底ぶり。

パチンコの景品交換所のような受け渡しシステムです。

これだけ厳重だと緊張感がありますけど、今回は試験ではなくて講習会ですからね。

予備校のような講習

講習会では資料は一切配布されず、テキストに沿って補足説明を行う形の講義でした。

テキスト約40ページ分を5時間ほどかけて“みっちりと“です。

「この表の数字は覚えなくて大丈夫です」
「ここは大事なポイントなので、しっかり整理しておきましょう!」

という具合で、まるで予備校の受験対策です。

「先生、いつから勉強始めればいいですか?」

って誰か質問して欲しかったですね。

「今でしょ!」

って答えたはずですから。

ちなみに、内容は「それほど難しくないな」と感じました。

普段からハンドドリップで淹れている人であれば、半分以上の内容はすでに知っていることだと思います。

覚えるのが少し大変そうなのは、コーヒーの格付けのところですね。

格付けの方法や、生産国と規格の組み合わせが覚えづらそうな印象でした。

例えばグアテマラだったら、栽培地の標高によって規格がSHB・HB・EPWと分かれますが、

エルサルバドルだったら、規格はSHG・HGといった具合です。

こればっかりは、元素記号ばりに丸暗記するしかありませんね。

カップテストは簡単?

講義の合間に4回カップテストが行われました。

参加者一人一人に2種類のコーヒーが入った紙コップが配布され、テイスティングするというものです。

毎回講師の方がコップの番号を順番に読み上げた時に、正解だと思う方に挙手をする、というやり方。

出題は次のとおり

  • アラビカ種とロブスタ種
  • 中煎り豆と深煎り豆
  • ウォッシュトとナチュラル
  • 焙煎したての豆と焙煎して1年経った豆

テストといっても間違えたところで合否に影響はありません

自慢になっちゃいますが、僕は全問正解できました。

オンラインカッピングではあまり違いを感じ取れなかったので、今回は自信につながりました。

とはいえ、

 

8割以上の人が全問正解してましたけどね

意外にも、玄人感が漂っている年配の人ほど外していたように見えました。

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質問を欲しがる主催者

講習会が終わった後で、定番の質疑応答の時間になりました。

ぶっちゃけ、こういう時に僕はさっさと帰りたいタイプなんですよ。

というのも、こういう質疑応答って質問する側は相当な覚悟が必要じゃないですか。

自分の質問で参加者数十人が帰れないで足止めされてしまうわけですからね。

自分の質問には、「全員の時間を奪うだけの価値がある」っていう確信がなければ手を挙げられませんよね。

まあそんな訳で、いつものように質問が出ないことを祈っていたわけです。

ちなみに僕の隣の席の男性も、筆記用具とか全部カバンに詰め終わって腕組みの状態でしたからね。

帰りたいオーラ全開のペアでしたからね。

基本的に質疑というのは、終わった後で個別に受け付けるか、メールで十分じゃないでしょうか。

と思っていたら、主催者側から釘を刺すような言葉が。

「講習会終了後の質疑にはお答えできませんので、今この場で質問をお願いします。」

とのこと。

(ええええええ!)

なんでも、講習会は全国で行っているので、公平性を保つために質疑は決められた時間のみで、質疑回答の内容はホームページで公開するのだそう。

めちゃくちゃ厳密だなぁ、と改めて思いました。

試験でカンニングでもしようものなら、地下室にでも拘束されるんじゃないか、と思わせる厳格ぶりです。

そしたら質問が出るわ出るわ…

4人くらい続いたでしょうか。

僕も隣の人にならって、腕組みをして耐え忍ぶしかありませんでした…。

結局は、僕の祈りも虚しく時間をフルに使って講習会はフィニッシュを迎えました。

最後に

講師の方は、20〜30代くらいの現役のコーヒーショップオーナーや生豆の卸売業者の方でした。

実際に現場で働いている方のリアルな現場の話も聞けたので、テキストの内容以上の価値があったと思います。

参加者の方もコーヒー業界に身を置いている人が多いようでしたので、今後業界の方と関わる上で、共通の話題ができたのは収穫でしたね。

試験自体は2・3日くらいしっかり勉強すれば、ほとんどの人は受かるくらいの難易度だと思います。

試験まであと半月、しっかりポイントを抑えて本番に臨みたいと思います。

今回は以上です。

ありがとうございました!

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