カフェ開業

コーヒーのオンラインカッピングに参加してみた!

こんにちは、コーヒーショップ開業を目指しているオサムです!

今回は「バリスタハッスル」主催のオンラインカッピングイベントに参加した話です。

カッピングとはコーヒーのテイスティングのこと。

コーヒーショップを経営するなら味が取れることが必須条件ですからね。

カッピング未経験の僕としては、是非とも参加したいイベントでした。

コロナウィルスの影響で、オンライン(zoom使用)での開催に。

家でできるのは気楽ですが、道具をいろいろ準備するのは大変でしたね。

オンラインでできるの?

カッピングって会場に参加者が集まって行うものなんですよ。

同じ抽出条件のカッピングボウルを使うから成立するようなものです。

今回は、参加者が違う種類のカッピングボウルを使いますし、水の硬度なんかも統一されていません。

ただ、使う豆だけが一緒ってだけなんです。

それでも、各参加者が4種類の豆を同じ条件で抽出することで、「味の違いは分かるだろう」ということなのでしょう。

というわけで参加申込の数日後、 郵送で4種類の豆が粉の状態で届きました。

封筒の中に送付文とかはなく、

ただ粉が4つの小袋に入っているだけです。

4つの小袋には赤・黄・緑・青のシールが目印として貼ってありました。

これ、何も知らない家族が開封していたら、

めちゃくちゃ怪しいですよね?

最近中国から謎の種が届くっていうニュースが話題でしたから、

新しい手口か!?

っていうね。

幸いにも開封するとコーヒーのいい香りがしたので、疑いはすぐに晴れたのでした。

そして、いよいよイベント開催です!

鼻が効かない

進行役の方が「カッピングボウルに粉を入れてください」と言ってカッピングがスタート。

カッピングボウルは持っていないので、紙コップで代用しました!

まずはドライ(湯を注ぐ前の粉)の状態で匂いを嗅いでみましたが…

「これは………わ、わっからん!」

とミュートの状態でも叫んでしまうほど、香りの違いが分からんのです。

元々そんなに鼻が効かないんですよね。

この段階で、4つのうち2つは“フルーティ“

あとの2つは

“無臭“

ということにしました。

お湯を注いでから再度香りを嗅いでみると

おお!…感じる!

それは、芳醇な紙コップの薬品の匂いでした。

うーん、さすがメイドインチャイナの紙コップ。

カッピングボウル代をケチっちゃいかんということですね。

それでもなんとか4種類を嗅ぎ分け、

「なんか酸っぱそう」とか「クセがなさそう」

くらいの区別はできました。

いよいよテイスティング

カッピングスプーンという専用のスプーンを使ってテイスティングします。

口に入れる時は、「ズズズ〜」と音を立てて吸い込むのがコツだそうです。

コーヒーに空気を含ませることで、香りが感じやすくなるんだとか。

そして、口に含んだコーヒーは空き容器に吐き出すのが一般的みたいです。

全部飲んだら気持ち悪くなってきますからね。

教わったとおりに「ズズズ〜」と口に入れて、口の中で転がすように味わい、空の紙コップに「ペッ」と吐き出しました。

(おお…なんか俺プロっぽいかも!)と悦に入っていると

横で妻が険しい顔で見ていることに気がつきました。

「……汚なっ!」

とつぶやき去って行きました。

…衝撃でした。

自分を客観視できない僕は、まだまだ未熟だと痛感しました。

この一連のカッピングを上品に魅せられるように磨きをかけないとダメですね。

なんだったら吐き出す瞬間に大人の色気すら感じさせる人が、一流のバリスタなんでしょう。

肝心のテイスティングに関しては、何度も繰り返した結果、ざっくり次のような印象。

赤:酸味が強い、赤ワインぽい、浅煎り
黄:スッキリした酸味、フルーティ、浅煎り
緑:クセのない苦味、深煎り
青:酸味も苦味もある感じ、深煎り

リロコーヒーロースターズの中村さんに謝罪したい

今回の豆を提供してくださったのはリロコーヒーロースターズさん。

一通りカッピングが終わったところで、リロコーヒー・焙煎士の中村さんがゲストとして登場しました。

今回のカッピングのヒントとして、直火型と熱風型の焙煎機の違いを説明してくださいました。

直火型はインパクトの強い味を作りやすい焙煎機。

飲んだ瞬間にガツーンという衝撃がくるイメージ。

熱風型は優等生のようなイメージの焙煎機、とのこと。

中村さんの説明は、関西弁で「ドーン!」とか「うわー!」とか直感的な表現で分かりやすかったです。

ただ、この時のことを私は中村さんに謝らなければいけないのですが、

頭に思いついた時には、もうね。

手がやらかしてしまっていたのです。

zoomのチャットで

「中村さんの説明は直火型ですね」

という失礼なツッコミを入れてしまいました。

笑いが起きたので救われましたが、

もし中村さんが気分を害されたなら、大変申し訳ありませんでした。

なんというか…

爪痕を残したかったといいますか

若気の至り(40歳ですが)といいますか

とにかく、この場を借りて謝罪いたします。

どうかお許しください。

答え合わせ

最後に発表された豆の種類は次のとおりでした。

赤:ドミニカ(ラミレス農園)ナチュラル 浅煎り
黄:エチオピア(イルガチェフェ)ウォッシュト 浅煎り
緑:コロンビア(べジャビスタ)ウォッシュト 中煎り
青:中国(雲南)ナチュラル 深煎り

「酸味が強い」とか「苦味が強い」くらいは分かったんですが、

「赤ワインのようなフレーバー」だとか、「オレンジのような甘み」、「キャラメルのような質感」

みたいなカッピングコメントはなかなか出てこないですね。

まだまだ修行が必要です。

次はオフラインのカッピングに挑戦する予定なので、恥を覚悟でコメントしてみたいと思います!

ちなみに今回のカッピングイベントの様子はYouTubeにもアップされています。

2020年8月8日 バリスタハッスルジャパン オンラインカッピングイベント

以上です!

ありがとうございました!

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