公務員

市役所職員になるために英語力は必要ない!英語よりも市の勉強を!

こんにちは!オサムです。

「市役所職員になりたいんだけど、英語が話せないと採用試験で不利になるの?」

「市役所職員になったら自分の英会話力が活かせる仕事はできるかな?」

と言った疑問を解決します。

私は17年間、市役所でいくつかの部署で働いてきました。その経験をふまえて解説していきます。

英語が話せなくてもまったく問題ない

就職するにあたって、英語力が重要になってくる業界は多いですね。航空業界や商社などは必須と言っていいでしょう。そんなわけで、大学生にとっては、英語プレッシャーは相当なものではないでしょうか。

しかし結論からいきますと、市役所では英語力は必要ありません。市役所がグローバルな事業展開とか行わないですからね。

職員採用試験の筆記試験に英語の問題は出ますが、センター試験レベルの問題が3問程度です。

私も英語がまったく話せないのですが、17年間大きな支障はありませんでした。「英語をもっと勉強しておけばよかった」と後悔したこともありません。むしろ、勉強してムダな時間を過ごさなくてよかったと思っています。

もちろん、海外で生活をしたいとか、ハリウッドスターになりたいとか、ジャスティンビーバーと結婚したいとか、具体的な目標があるなら英語力は重要ですよ。

でも、ただ市役所で働くことが目的なら、わざわざ勉強する必要はないということです。

仕事で英語を使う機会は少ない

窓口対応で外国人が来れば、もちろん英語は話せたほうがいいでしょう。でも実際に働いてみると、年に何回も英語を使う機会はないんですよね。

あっても、大抵は拙い英単語の組み合わせとジェスチャーでなんとかなるもんです。

私が17年間で使った英語というのは

thank you(ありがとう)
just a moment(ちょっと待ってね)
sign please(ここに名前書いてね)
I don’t know(ちょっと何言ってるか分からない)

くらいです。あとは筆談とか通訳で乗り切りました。
(なんて無能な日本人だ!と思われただろう)

窓口以外の業務では、海外の姉妹都市との交流などでは英語を使うこともあります。ただ、ホントに限られた部署だけで、そういう所には英語が話せる人しか配属されません。

つまり、英語力を活かせる仕事もあるにはあるが、活かせないことも多い、ということです。

英語が得意な人の力を借りよう

とはいえ、「たま〜に窓口で外国人と話すときに、アタフタするのはイヤだな」と心配する人もいるでしょう。

カンタンな方法があります。英語を話せる人を連れてくればいいのです。

英語が話せる職員は10人に1人くらいはいるものです。そして、通訳を頼むのに遠慮はいりません。

英語が話せる人は、自分の強みを活かせて感謝されるわけですから、悪い気にはならないものです。

あとは、今は通訳アプリなんかも進化しているので、スマホやポケトークで対応することもできます。カンタンな窓口対応なら十分な性能です。

英語の勉強よりも市の勉強

それでも、「面接の時に自分の強みをアピールするのに役に立つんじゃないの?」という人もいるでしょう。

民間企業と併願するなら、英会話を鍛えるのはメリットがあるかもしれません。

しかし、市役所を本命で考えているのなら、英語学習よりも別のことに時間を使った方がいいです。

学生の方は座学を中心に考えがちですが、自分の足を使って体験してみるというのをオススメします。

例えば、市役所内を半日くらいウロウロしてみたり、ロビーに座って周りを観察するといいでしょう。市の職員にマークされるくらい、やりきってほしいところです。

あとは、市が主催するイベントに参加するのもいいでしょう。市内をくまなく散策するのもいいですね。

資格や肩書きよりも、他の受験生がやらないような活動の方が、面接でのインパクトは強いです。何よりも熱意が伝わりますので、ぜひお試しください!

まとめ

市役所職員になるための英語力は、ほとんど必要ありません。

英会話を学ぶのであれば、目的をハッキリさせましょう。資格や肩書きがあっても市役所採用試験で有利になることはありません。市役所に入った後も同じです。

時間は誰にとっても貴重なものですから、有効に使っていきましょう!

今回は終わりです。

ありがとうございました!

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