こんにちは、元市役所職員のオサムです!
「昼休みくらい一人になりたい!」
「昼休みでも周りに気を遣ってしまい、リフレッシュできない!」
という方向けの記事です。
職場では、昼休み中でも自席で昼食を食べて、その後はスマホをしたり、目を閉じて休んだりしている人が多かったように思います。あとは数人で食事しに行くとか、ですね。
ですが、果たしてこのような休憩の仕方で「本当に心身ともに休めているのかな?」と疑問に感じます。仕事から離れて一人になりたくないのかな?と。
今回は、私も実践していた、昼休みを一人で有意義に過ごす方法をご紹介していきます。
昼休みは自由に過ごす時間
自席で昼食を取る人が多いのは日本特有のことで、外国人の目には異様な光景に映るようです。日本人は勤勉なので、オンオフの切り替えが苦手なんですよね。
中には「窓口・電話対応に備えて自席で休憩を取っている」という人がいます。ですが、電話番というのは、労働基準法でいうところの「手待ち時間」にあたり、労働時間とみなされます。
休憩時間というのは、何をしてもいい自由な時間です。株取引をやってもいいし、寝ててもいい、家に帰ってもいい、ゲームで遊んでてもいいんです。
義務教育の弊害というんでしょうか。「学校の外には出ちゃいけません」と教え込まれた私たちは、外に出て職場から離れることに罪悪感を感じてしまうのかもしれません。
殻を破って、一人で外に出てみると、仕事のことから解放された気分になれます。昼休みが楽しくなって、リフレッシュできることでしょう。
昼休みを一人で過ごすメリット
やっぱり一人は気楽ですよね。昼休みに仕事仲間と愚痴を言ったり、プライベートな話をするよりも、「一人でのんびり過ごしたい」と思う人は多いと思います。
狭い職場だと、毎日上司と昼食を食べながら、上司の自慢話を聞かされる、という話を聞きます。
苦行ですよね。1週間くらい続けると、悟りがひらけるレベルです。
みんなで一緒に食べたい派の人って、一人で休憩する人のことを「輪を乱している」とか、「コミュニケーション能力が低い」というふうに誤解してる人もいますよね。
ですが、声を大にして言いたい。
一人ランチは最高の安らぎの時間です。誰にでも自分自身と向き合う時間は必要ではないでしょうか。
「みんなで一緒に食べるべきだ」というのは偏った価値観です。
僕は今でこそ、堂々と一人で休憩を取れますけども、高校の時は昼休みが苦痛でしたね。
一人でいると「友達がいなくて寂しいやつ」っていうレッテルを貼られるじゃないですか。
いや、実際友達いなかったですけどね。一人でパパッと食事を済ませては、校内を歩き回っていました。
というのも、歩いていれば「友達がいないやつ」ではなくて「移動している人」になりますからね。おかげさまで足腰はかなり鍛えられたと思います。
一人になるための口実
女性だと、「グループで仲良くランチ」という文化があって、「本当は一人で食べたいけど言い出せない」という人もいるでしょう。
もちろん正直に「一人で食べたい」と宣言しても、理解を得られる可能性は高いです。もう大人ですからね。
それでも「もっともらしい理由を付けたい」ということでしたら、いくつか口実をご紹介します。
- 寝不足なので昼寝がしたいから…
- 銀行に行く用事があるので…
- 電話をかけたいので…
- 断食中(ダイエット中)なので…
- 資格の勉強がしたいから…
毎日同じ理由だと変だと思われるかも知れないので、ローテーションにするのがオススメです。
市役所勤続17年の私が行き着いた、昼休みの過ごし方
僕は、よほどのことがない限り、昼休みは必ず外に出ていました。雨でも雪でも関係ありません。
まあ、僕ぐらいの「孤独のグルマン」になると、天候は言い訳にしたくありませんからね。
周りからしたら「お前、そこまでして一人になりてぇの?」と引かれていたかも知れません。
普段は、役所から2〜3キロ離れたモスバーガーやミスド、ドトールに行くことが多かったです。
なぜそんな遠くに行くかというと、なるべく職場から離れて気分を変えたかったからです。メニューは、ほぼ毎日サンドウィッチとコーヒーというOLが食べそうな鉄板のカフェ飯。
公務員によくありがちな、ワンコイン弁当みたいなのは食べません。休日のカフェで、子犬と一緒にくつろぐようなイメージで昼休みを過ごしたかったんです。
とはいえ、自転車で片道15分くらいかかるため、のんびりはしていられません。
心配性な人だったら、「時間までに職場に戻れなかったらどうしよう…」と動悸が止まらない状況ですね!
さらに、自転車がパンクでもしようものなら、悲惨なことになります。一応言い訳として「すみません。路頭に迷ったお年寄りを保護していたもので…」という深イイ話は常に用意していました。
最後に
昼休みをどう過ごすかは自由です。休憩中まで自席で緊張して過ごしたところで、給料が発生するわけでもありません。
自席で過ごすことが習慣になってしまっている方も、たまには外に出て新しい価値観を感じてみてはいかがでしょうか?
家と職場の往復に、第三の場所が加わるだけで視野が広がってきますよ。
また、昼休みだけではなく、有給休暇も積極的に取得したいものですね。こちらの記事も合わせてどうぞ。
以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました!