コーヒーライフ

初心者にオススメのコーヒードリッパーは?定番4社を比較解説します!

こんにちは、オサムです。

「これからコーヒーのハンドドリップを始めてみたいんだけど、ドリッパーの種類が多くてどれを選べばいいかわからない。」

こうした疑問を解決します。

私は2020年に公務員を退職して、現在はコーヒーショップ開業に向けて修行中(巣ごもり中)の身です。

コーヒー用品をいろいろ試している中で、ドリッパーもどっさり買い込んで研究してきました。

試してみて分かったのですが、ドリッパーによってコーヒーの味わいが大きく変わってきます。(いや、ホント驚きますよ!)

そこで今回は、自分の好みに合ったドリッパーを選んでもらえるように、解説していきたいと思います。

ドリッパーで何が変わるのか

今回は、定番ドリッパーメーカー4社を比較していきます。

・ハリオV60ドリッパー
・コーノ名門ドリッパー
・カリタウェーブドリッパー
・メリタアロマフィルター

まず、ドリッパーに関しては、「値段が高ければ美味しい」「安ければそれなり」という"高いモンはいいモン"理論は当てはまりません

ドリッパーの構造の違いにより、味わいに影響が出るので、好みの問題なのです。

ですから、「自分はどういう味のコーヒーが好きか」を考えてドリッパーを選ぶといいでしょう。

各ドリッパーの一番の違いは、お湯が下に落ちるまでの時間です。

短時間で落ちればスッキリした味に、ゆっくり落ちればコクのある味になります。

ハリオV60ドリッパー

螺旋状のリブ(溝)が入ったデザインが美しいですね。

このリブのおかげでペーパーフィルターとドリッパーの間に隙間ができて、お湯が落ちるスピードが早くなるんです。

そのため、スッキリした味わいになり、酸味が出やすいという特徴があります。

一方、お湯を注ぐスピードと回数で味わいを調整することもできるため、プロも多く愛用しています。

逆に、初心者はドリップ技術が安定するまでは、毎回同じコーヒーの味を再現するのは難しいとも言えます。

まあそれでも、毎回味の変化を楽しむのも"コーヒーの醍醐味"ってもんです。

コーノ名門ドリッパー

ハリオの次にお湯が落ちるスピードが早いです。

ただスッキリしているだけではなく、コーヒーのまろやかなコクも出るので、バランスがいいドリッパーですね。

ハリオと形状が似ていますが、初心者でも安定した抽出がしやすいのが特徴です。

残念なのは、専用のペーパーフィルターの値段が高いということ。

他のメーカーでは100枚で300円くらいで買えますが、コーノ式では100枚で1,000円くらいします(なぜだ⁉︎)。

毎日何度もコーヒーを飲む人にとっては、ボディーブローのように地味に効いてきます。

カリタウェーブドリッパー

なんといってもウェーブペーパーフィルターの見た目がオシャレです。

このウェーブがコーヒーの雑味を取る役割を果たしています。

そしてコーヒーを淹れ始めて、中のコーヒーの粉がカップケーキのように美味しそうに膨らむのが、見ててテンション上がります!

味に関しては、比較的苦味やコクが出やすいのが特徴です。

苦いコーヒーにミルクを入れて飲むのが好きな人にはピッタリですね。

少し使いづらい点としては、ペーパーフィルターがウェーブになっているために、使う時に重なったフィルターを1枚ずつ引きはがすのが少し手間です。

忙しい朝だと吠える人もいるでしょう。

メリタアロマフィルター

お湯を一度にざっと注ぐだけでできるので、カンタンに同じ味が再現できます

まあしかし、「これで淹れていて楽しいのかな?」とは思います。

趣味でコーヒーを始めるなら、自分のハンドドリップで多少はコントロールできるほうが、上達を感じられて楽しいのではないでしょうか。

誰でも同じように淹れられるという利便性だけを考えるなら、フレンチプレスやコーヒーメーカーがいいと思います。

味に関しては、カリタ同様に苦味が出やすいのが特徴です。

また、台形型のペーパーフィルターは、コンビニやスーパーでも買えるというメリットがあります。

ハリオ・コーノ・カリタウェーブのペーパーフィルターは、コンビニやスーパーでは売っていないので、Amazonなどのネット通販で買いましょう。

材質の選び方

各メーカーからいろいろな材質のドリッパーがでています。初心者の方はどれを選んだらいいか悩んでしまいますよね。

お試しに買ってみるなら、400円くらいで買えるプラスチック製が安くてオススメです。

プラスチック製は軽くて持ち運びに便利なので、旅行の時にも活躍するでしょう。

ただし耐久性は低いので、1年くらいで買い替えが必要になります。

ほかにはセラミック製やガラス製、ステンレス製などがあります。

プラスチック製に比べると割高ですが、味わいに差はほとんど出ません。

なお、セラミック製は見た目がいいのですが、事前にお湯で温めて使う必要があります。

温めないで使うと、コーヒーの粉にお湯を注いだ時に、お湯が冷めて味わいに影響してしまうからです。

まとめ

酸味の強いコーヒーが好きならハリオ、苦味の強いコーヒーが好きならカリタウェーブがいいでしょう。

どちらとも言えないなら、バランスがよく、味のコントロールもしやすいコーノが便利ですね。

私が一番よく使っているお気に入りのドリッパーもコーノです。

コーヒーをハンドドリップするのが楽しくなってきたら、ドリッパーを買い足していくといいですね。

ドリッパーを全部そろえて、コーヒー豆によってドリッパーを使い分けることができると楽しいですよ!

いかがでしたでしょうか。

こだわりのコーヒーグッズを揃えて、ステキなコーヒーライフをお過ごしください。

今回は以上で終わります。